はるかの毎日!昇り降り!!

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エレベーターに首を挟まれ死亡

17日午前10時40分ごろ、三重県名張市の衣料品販売会社の工場の倉庫2階で、同社員の男性(31)が荷物運搬用エレベーターの天井と到着口に設置されている金網の鉄枠の間に首を挟まれて死亡しているのを、関連会社の社員に発見された。
警察では、男性が上昇してくるエレベーターに気付かずにのぞき込み挟まれたものとみている。
男性は同10時ごろから関連会社社員2人とエレベーターに載せたベビー服の入った段ボール箱を2階で降ろす作業中だった。

引用:平成13年2月18日「毎日新聞」


【はるかのコメント】

荷物運搬用のエレベータと報道されていますが、いわゆるエレベータではなく荷物用の簡易リフトと思われます。
この手のタイプは荷物の出し入れ口が金網や格子状の物が多く、腕などが簡単にシャフト内に入ってことがあります。
こういった事故を防ぐために、リフトが昇降している間はブザーなどが鳴るように安全対策をしたものもあります。
作業員の安全を考えるならこのような装置を考慮する必要がありそうです。
しかし、それにしてもエレベータが動いているのにシャフト内をのぞき込んでしまったのだとしたら、のぞき込める構造にも問題はありそうですね。
作業の手順に誤りがなかったのか等々、後々問題が出てきそうです。
亡くなった方のご冥福をお祈りします。

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