魔の時間帯

高血圧症や動脈硬化の進行している人にとって、血圧が上昇する朝方から昼頃にかけての時間帯は「魔の時間帯」と呼ばれています。
これは血管を詰まらせる要因が、いくつも重なるためにそう言われています。

要因には、以下のものがあります。

・目覚めと共に血圧が上昇する
・就寝中に体の水分が蒸発することにより、血液の粘性が高まる
・降圧剤の効き目が弱まる

これらのことが原因で、血栓が出来やすくなります。

また、突然死の一つと言われている脳梗塞や心筋梗塞、脳出血や心不全は、起床後３〜４時間に発作を起こすことが多くなっています。
発作を防ぐには、目覚めと同時に水分を補給することで血液をサラサラにし、「魔の時間帯」のリスクを低減させることができます。

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