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高血圧を下げる食事療法
高血圧改善の基本は減塩を考えた食事療法です。
なぜ食塩がいけないかと言うと、食塩は体内でナトリウムイオンと塩素イオンに分解されて吸収されます。
ナトリウムの過剰摂取は腎臓機能を低下させ、血圧を上げるように作用し、塩素はアンジオテンシンを活発化させ血圧を上げてしまいます。
正常な方の1日の食塩摂取目安は10g以下ですが、高血圧の方の1日の食塩摂取目安は6g以下にする事により腎機能の負担を和らげ、塩素の影響によるアンジオテンシンを活発化させない事が高血圧の改善につながるのです。
食事療法の基本
■食塩を制限する
調理の仕方や調味料の使い方を工夫して味覚を満足させる。
1日の食塩は6g以内を心がける。
■脂肪を制限する
バター、肉、卵黄などの動物性の脂肪を避け、植物性またはDHA・EPAが含まれている魚油を使用する。
■肥満を避ける
カロリーの高い食事を避け、カリウムを多く含む野菜や果物を多く取るようにする。
■便秘を避ける
食物繊維を多めに摂り、便通を良くしてトイレでいきまないようにする。
合併症を患っている場合の食事療法
■心臓病を伴う時
食べ過ぎないことカロリーは1日2000Cal以内。
食塩の制限を厳しく(むくみがひどい時は無塩食)、たんぱく質は脂肪の少ないもの(白身魚、鶏肉)など、脂肪は植物性(オリーブオイル)や魚油などを使う。
■腎臓病を伴う時
たんぱく質を制限する事(体重1キロあたり1g程度が目安)。
食塩の制限を厳しくする(むくみがひどい時は無塩食)。
脂肪の多い魚肉類を避けること(1日35g以内)。
■糖尿病を伴う時
炭水化物(糖質)に注意しカロリーは1日2000Cal以内にする。
たんぱく質はやや多めに摂る(牛乳・豆腐など1日80g程度を目安)。
脂肪や食塩の制限をすること(脂肪は1日35g程度、食塩は6g程度)。
主食を減塩食にすることと、肥満の改善を考えたカロリー制限の食生活に変えることが高血圧の改善につながります。
糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルと言われる5大栄養素と、食物繊維のバランスを考えて食することが大切です。
高血圧を改善する食の見直しは、意識して食べることから始まるのです。
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